
不倫に恋心を抱いてしまった。
自分に自信が持てない私が、憧れの男性と不倫に走った話をします。
はじめまして私はユキと申します。
夫は同じ職場で出会った3歳年上のサラリーマン。
まだ子供はいません。
こんなどこにでもいる主婦の私ですが、誰にも打ち明けたことのない秘密の恋をしたことがあり、今でも思い出すと胸が高鳴って熱くなります。
私の夫は職場の中でもとても面倒見が良い方で、私達が新人で入社した時でも1人1人丁寧に仕事を教えてくれたり、時には残業をしてでも仕事を手伝ってくれたりして、みんなのお兄さん的な存在でした。
そんな彼だから仕事終わりにみんなを誘って飲みに行くこともしばしばで、そこでみんな仕事の悩みを相談したり、愚痴をこぼしたりしてました。私もそんな中の1人で、人一倍仕事を覚えるのも遅いし、仕事を終えるのも遅い私にいつも「大丈夫か?」と声をかけてくれてました。
優しくて頼りがいのある彼に恋心を抱くのに時間はかからなかったです。
しばらくしていつもお世話になりっぱなしでは悪いなと思った私は、時期的にバレンタインも近かったこともあって手作りチョコを作って渡すことにしたんです。
私にとってはとても大胆な行動だなと思ったけど、彼はその手作りチョコをとても喜んでくれました。
後日、彼からチョコのお礼にと食事に誘われ、その時に彼から付き合ってほしいと言われ交際が始まりました。
3年ほど付き合ってプロポーズされ結婚。
私は結婚を機に寿退社して専業主婦になりました。
大好きな彼と結婚できて二人で幸せな家庭生活を築いていけると思っていたのに、現実は違いました。
Contents
私はすぐにも子供を作って賑やかな家庭を作りたかったんです。

だけど彼はというと、子供は欲しいと言っていたのに、面倒見のいい性格が災いしてか結婚した今でも残業が多かったり、連日可愛がっている後輩達と飲みに行ったりしてしまうんです。
だからいつも帰宅すると「疲れてるから」って子作りのことを話題にするチャンスもないんです。
付き合ってる時にも、面倒見が良すぎることでケンカになったこともしょっちゅう。
そういうとこも理解した上で結婚したんだから文句も言えない。
だけど、周りの友達も結婚して、出産したって話をちらほら聞くとやっぱり焦ってきちゃって。
やっぱり一日でも早く子供が欲しいって言いたいけど、また断られたら凹んでしまうのが嫌で言えない。
結婚してからはそんな鬱々とした毎日を過ごしてました。
そんな時に高校の同窓会の案内が届いたんです。
社会人になってからも定期的に案内は届いていたけど、忙しくしていたのと、私自身が地方出身でなかなか帰る時間が確保できなかったのもあって一回も参加したことがなかったんです。
あの頃のことを思い返してたら、卒業以来会ってない友達も多くて久しぶりに会いたくなりました。
早速仕事から帰ってきた夫に同窓会のお知らせを見せながら行ってきていいか確認すると、「いいよ、行きたいんだろ?何なら2〜3日ゆっくりしてきたらいいよ」と言ってくれました。
家にいても夫はあまりかまってくれないし、「だったらストレス発散してこよ」って思いました。
久しぶりに楽しみなことができてワクワクが止まらなかったです。
同窓会は出会いの場!?危険な不倫恋心への一歩

待ちに待った同窓会当日。
会は午後からだったので、午前中に家を出て新幹線で地元に帰り、予定の時間までは実家で過ごしました。
両親と世間話をしていると予定の時間が迫ってきていたので、もう一度メイクは崩れてないか、ヘアスタイルは大丈夫か確認しました。
同窓会に行くのにそんなに入念に全身チェックする必要があるのかと思われるかもしれないけど、同窓会に行くのが楽しみだったのは、ただ単に同級生に会えるからだけじゃないんです。
実は中学生の頃からずっと好きだった初恋の人に会えるからなんです!あの頃も自分に自身がなくて好きだった気持ちを彼に伝えることができないまま卒業してしまって少し心残りだったんです。
だからそんな彼と久しぶりに会えると思ったらドキドキして楽しみで仕方なくなったんです!
そんなことを思いながら実家を出て、会場場所のお店へ出かけました。
会場に到着するともうすでにたくさんの同級生達が来ていて、それぞれが何人かのグループに分かれてました。
その中のグループの一つが私に気づいて声をかけてくれました。
それは特に仲の良かったトモコとリエでした。
「久しぶりー!!」と二人に抱きつきながら再会を喜びました。
二人ともあの頃の面影も残ったままとてもキレイになってたのでビックリしました。
そのあとも続々とやってくる同級生達と再会を楽しんでいると、トモコが私に「ほら、あんたが大好きだったトモヤくんも来てるよ!」と指さしながら小声で耳打ちしてくれました。
「えっ!?どこ?」とすばやく指さす方を見ていると、それは紛れもなく6年間想い続けたトモヤくんの後ろ姿でした。
大人になってたくましくなった後ろ姿を見ただけでも、あの頃の想いがまた込み上げてきてカーっと体中が熱くなって直視することができませんでした。
私がそんな思いをしているとは知らないトモコが突然彼に声をかけたのです!!
私は「トモコ何やってんの!!」っと言いたいのにパニックになって口をパクパクするばかり。
そうこうしているうち、トモコの声に気づいた彼が降り返ってこっちに近づいてくるではありませんか!
私は心臓をバクバクさせながら彼が近づいてくる姿から目が離せなくなりました。
「おー!元気だった?」と笑顔で話しかけてきてくれる姿はあの頃と変わってなくて、また一層体が熱くなったようでした。
彼がそれぞれの顔を見回して「みんな変わってないな」と言うと、続けて「ユキはキレイになったな」って私の顔を見ながら言ったんです。
私が「えっ!?」っと突然のセリフに返答できずキョトンとしていると、すかさず「何でユキばっかりー」とリエが口をとがらせながら言うので「冗談だろww」と笑いを取って場を和ませてくれました。
それからしばらくあの時はあーだった、こうだったと思い出話に花を咲かせて楽しい時間を過ごしました。
ひとしきり話をして話題が途切れかけたころ、突然トモコがまた「おーい!」と別のグループにいた友達に声をかけ、私に目で合図を送ったあと、リエを連れ立って他のグループに合流してしまいました。
「ねえ、ちょっとー!」と二人に助けを求めるもあっという間にトモヤくんと二人きりになってしまって明らかに動揺してしまった私は立ち尽くすばかりでした。
突然二人きりに!止まらない不倫の恋心

突然二人きりにさせられ動揺した私だったけど、そんな私を察してくれたのか、「二人とも行っちゃったね、のど乾かない?何か飲もうか」とトモヤくんはグラスにジュースを入れて持ってきてくれました。
「ありがとう」と言いながら「あの頃と変わらず気が利いて優しいな」としみじみしながら持ってきてくれたジュースを飲んでいると、「結婚したんだな」と左手の指輪を見ながらトモヤくんが言ったんです。
「あ、うんそうなんだ、3年前に職場結婚して今は専業主婦」と平静を装って答えたものの、心の中では「結婚してるの知られちゃったな」となぜか後ろめたい気持ちになったんです。
そのあとも、結婚はしたけど子供がなかなか作れずにいるとか、夫とはなかなかそのことで話し合いができてないこととかかなりプライベートなことまでしゃべってしまったんだけど、トモヤくんはそんな私の話を真剣な表情で聞いてくれてました。
ふと自分ばかりベラベラしゃべっていることに気が付いて、トモヤ君は結婚してないのか質問してみると「去年結婚を考えてた彼女に振られて今は一人」と意外な答えが返ってきました。
トモヤ君の事だからきっと彼女の一人や二人くらいいるだろうと思ってたし、何なら結婚もしてるかもしれないと自分勝手に考えていたので、つい「意外」とボソっと口に出してしまいました。
「何でだよww」と笑われてしまいましたが、またトモヤくんが真剣な表情になって、「本当にユキはキレイになったな、さっきは冗談って言ってごまかしたけど。
まさかユキに会えると思ってなかったから動揺しちゃってさ。
今まで一回も同窓会に来なかっただろ?だから今回もきっと会えないもんだと思ってたから」と照れ臭そうに言ったんです。
まさか憧れの存在だったトモヤ君からそんなことを言ってもらえるなんて思ってもみなかったから耳まで赤くなってしまったと思います。
そんな私を見られるのが恥ずかしくてその場から逃げ出したい気分でした。
だけど今日の私はいつもと違ったんです!
「私も今日はトモヤ君に会えるのをずっと楽しみにしてた」と勇気を出して伝えることができたんです。
トモヤ君は一瞬ビックリした表情を見せたけど、また穏やかな表情に戻って「そっか、良かった、ありがとう」と今度は照れたように笑ってました。
するとトモヤ君の方から明日二人で遊びに行かないかと誘われました。
私の方は断る理由なんてなかったからすぐにOKの返事をしました。
そしてとりあえず会が終わってから連絡をすることになってその場でLINEの交換をし、「それじゃまたあとで連絡するから」と言ってトモヤ君は友達の元へ戻って行きました。
残された私は今起こった一連の出来事が現実のことなのかどうか分からず、とっても都合のいい夢を見ているようでフワフワしてて携帯の画面をぼーっと眺めてばかりでした。
そんな私に気づいたのかトモコが別グループから戻ってきて「何ぼーっとしてんの!!」と声をかけてくれました。
トモコがちゃんとトモヤ君と話しができたかどうか聞いてきたので「デートに誘われれちゃった」とつい正直にバラシてしまいました。ハっと我に返って「今の内緒ね!」と口止めをすると、「そんなの分かってるよ!」と言ってくれ、いい友達持ったなとホッとして安心して泣きそうになりました。
そうこうしているうちに同窓会が終わり、私もトモコ達と名残惜しみながら別れ店を後にしました。本当はトモコ達とこの後もゆっくり食事して飲み明かしたかったけど、トモヤ君からの連絡が気になってとても出かける気分になれなかったんです。
時間が経ってもまだ胸のドキドキが落ち着かなくて何度も携帯をチェックしては「まだかな」とため息をついてました。
そのときの私は夫のことや主婦であることもすっかり忘れていて、ただひたすらにトモヤ君からの連絡を待ち続けました。
でも何時間待ってもトモヤ君からは連絡がなくて、私はもう半分諦めモードだったけど、やっぱり心のどこかではきっと連絡をしてきてくれると思いたくてずっと携帯とにらめっこしてました。
結局トモヤ君から連絡が来たのは夜の11時を過ぎてからでした。
酔っぱらってる感じだったけど連絡が遅くなったことを謝ってくれて、同窓会が終わってからも友達に連れ回されて連絡したくてもできなかったと話してくれました。
「大丈夫だよ」と伝えて、簡単に明日の約束を交わすと「寝る前にまたユキの声が聞けて良かった、おやすみ」と言って電話が切れました。
憧れの人から一度だけじゃなく、二度も心を奪われるようなセリフを言われ私は本当にどうにかなってしまいそうでした。
結婚してからというもの、専業主婦になって一生懸命家庭を守ってきたけど、夫からはろくに構ってもらえず寂しい日々を過ごしていたのでトモヤ君からの言葉に女性としての本能なのか分からないけど、この先の展開を期待せずにはいられませんでした。
憧れの彼との禁断の不倫デート!主婦に待ち受けている恋心とは?

電話のあともなかなか寝付けず寝不足のまま翌朝を迎えました。
一晩経って気持ちが冷静になってきたのか、急に後ろめたい気分になってきて、あれほど楽しみにしていたデートだけど本当に行って大丈夫なのか不安になってきました。
だけどここでまた諦めたらまた後悔するだけと思い直して自分の心に正直に行動することに決めました。
急いで身支度を済ませて約束の場所へ行きました。
彼はもう待ってくれていて彼の車でしばらくドライブしました。
車の中ではお互いの興味のあることとか、楽しかったこと、悩んでいることとか何でも話せて昔から付き合ってた恋人同士のような感覚でした。
お昼は海岸沿いのおしゃれなカフェでランチをしました。
お互い好きなものを注文して半分ずつシェアして食べました。
たわいもない話しにお腹を抱えて笑ってここ数年でこんなに涙が出るほど笑ったのは久しぶりでした。
ランチの後は海が見える公園に車を止めて二人でぼーっと外を眺めてました。
すると彼がシートを一番後ろにまで下げて「こっちに来る?」と運転席側に座るように言ってきたんです。
私はそんなことをしたら胸のドキドキがバレてしまうと思ったけど、誘われるがまま彼の足の間に入れてもらいました。
もう心臓がドキドキするどころじゃなくてバクバクして今にも飛び出しそうでした。
でもそんな状態だったのは私だけじゃなくて、彼もそうでした。
背中から伝わってくる鼓動は私と一緒くらい速くて、私は「ドキドキしてるんだね」と彼に言いました。
「当たり前だろ」と言いながら後ろからギュッと抱きしめてくれました。
すごく満たされた瞬間でした。
このままずっと時間が止まったらいいのにと思わずにはいられませんでした。
すると「俺はユキのことがずっと好きだった。というかずっと忘れられなかった」と彼が突然告白してきたんです。
私はまた突然のことにビックリして返事ができませんでした。
同窓会で私と再会して、この気持ちを伝えないと後悔すると思ったと。
結婚してるし迷惑だと思ったけど今回ばかりは自分の気持ちをはっきり伝えようと決めていたと続けて言われました。
憧れだった彼が自分と同じ気持ちだったことが分かってとても夢のようでした。
私はそっと彼の手に触れて、私も同じ気持ちでいることを伝えました。
もうお互いが気持ちを抑えられなくなってしまい、このまま翌朝まで一緒に過ごしました。
これが私が初めて経験した不倫恋心の一部始終です。

主婦だった私が夫以外の人をこんなにも好きになってしまうなんて思ってもみませんでした。
彼とはあの日以来会うことができませんが、今でも連絡は取り合ってます。
会えないのはとても寂しいけど、あの日のことを思い出すと今でも幸せな気持ちになります。
主婦だって不倫ですが素敵な恋心はずっとしていきたいですよね。